北海道で初めて着工された水利組合水門である阿野呂川頭首工が
阿野呂川の改修工事に伴い取り壊されることが決まり
12日、地域の方、関係機関の方々に惜しまれつつ撥遣式(はっけんしき)が行われました。
頭首工の歴史
明治30年
角田村水利土功組合により阿野呂川柱堰が設置される
この施設の完成により約130haに対する灌漑が可能となる
昭和8年
柱堰が木造で洪水のたびに崩壊していたため
コンクリート造りの阿野呂川分水門(通称 太鼓橋)として改修
昭和30年
現在の阿野呂川頭首工として改修
昭和42年
栗山幹線用水路の完成によりその役目を終える